高校物理でなぜ微積がおすすめなの?そもそも必要?不要?

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今回は高校物理における微積について
その利点やよくある疑問点について話していきます。

微積物理はなぜやった方が良いのか

利点①問題の解き方を工夫する必要がなくなる

通常学校で習う

微積を用いない物理

は基本的に

公式当てはめゲーム

です。

そのため様々な公式を覚えるだけでなく
その当てはめ方にも習熟する必要があり
受験特有のテクニックも要されます。

 

それに対し微積を用いる場合には

運動方程式を立て
それを解いていく

という基本方針は常に変わりません。

基本的に問題を解く際の手順が
毎度同じで済むわけです。

その結果問題を解く際に

解き方で
ほとんど悩むことない

という大きな利点があります。

それゆえ

公式は一通り
覚えましたが
解法を思いつけなくて
点が取れません

という事態を劇的に減らすことができるでしょう。

 

利点②物理の知識の全てが繋がる(より問題が解きやすくなる)

通常の公式当てはめ物理の場合
それぞれの事項の繋がりはなく
完全に孤立しています。

そのため多くの人の頭の中は
以下のようになっています。

このような状態だと、問題を解く際、

どれか1つの知識に
偏った思考

になりやすいです。

通常、問題のレベルが高くなるにつれ
先程の図中のうちの
複数の事項を同時に総動員しないと
解けなくなってきます。

しかし、多くの人は
先程のようにそれらが孤立しているため
同時に使うことが難しく

知識を1つずつしか使えない

ことになってしまいます。

イメージ的には次のような感じです

そのため問題を倒すことができない
もしくは多大な労力を要します。

 

では微積を使うとどうなるのか。

基本的に微積を使っている人の頭の中は
自然と次のようになっています。

先程とは対照的に
全てが繋がっています。

 

そのため、どれか1つでも思い出せば
その他のことも連鎖的に出てきます。

そして問題を解く際に重要となる

全知識の総動員

が非常に簡単になります。

 

つまりイメージ的には次のような感じです。

その結果、難しい問題ほど
簡単に攻略することができます。

 

利点③ブラックボックスがなくなる

通常の物理では、以下の画像ように

なんか、、、
よくわかんないんだけど。

でもまぁ
そんな重要じゃないから
気にしないでおこう

というようにブラックボックス
なっている部分があります。

しかし微積を用いた物理は
このブラックボックスを完全に
なくしてくれます。

僕自身もそうでしたが

物理、、、
なんかよくわからん
苦手や

という状態になる原因の1つには、このような
ブラックボックスをちゃんと明らかにしないから
というものがあります。

そのためブラックボックスをなくすのは
物理を得意にする上でとても重要です。

 

利点④根本的に頭が良くなる

理由は定かではありませんが
微積物理を勉強すると

根本的に頭が良くなる

という大きな利点があります。

おそらくこれは、微積を用いることで

物理をちゃんと
論理的に勉強できるから

ということが関係していると
個人的に思っています。

そのため論理的思考力が自然と身につき
理系科目に限らず、国語、英語など、
その他の科目の成績にも
良い影響を及ぼします。

 

微積物理は必要?不要?

微積物理って
必要なの?不要なの?
どっちなの?

と多くの人がこのような疑問を
抱いていると思います。

それに対する個人的な答えは

「必要」ではないが
やるととても役立つ

というものです。

確かに微積をわざわざ用いなくても
暗記だけで乗り切れるとは思います。

実際それで事足りるように
問題も作成されています。

なのでそれで良い人はいいと思います。

 

しかし個人的には微積を用いた方が
100倍も楽になるので
微積推しです。

実際、大学でちゃんと物理を勉強した人に

高校時代に
微積を用いた方が
より楽だったと思うか

と質問したら多くの人は
イエスと答えるでしょう。

 

微積物理のQ&A

ではここからは微積物理で
よくある疑問について答えていこう思います。

 

Q:上級者しか使ってはないけない?

確かに

「微積物理」

と聞くと、とても難しそうな
印象を受けるかもしれません。

そのために物理上級者しか使ってはいけない
と考える人もいるでしょう。

しかしそんなことはありません。

これまで普通に勉強に取り組んでいたなら
理解できないほど難しいことはありません。

例えば、数学で「$\large \log$」の記号を
初めて見た時のことを思い出してください。

多くの人は

え!?
なにこの謎の記号!
めっちゃ難しそう!

となったと思います。

 

しかし実際に授業等で勉強すると

あっ、
なんだそれだけか

大したことないな。

となりませんでしたか?

微積物理もこれと同じです。

 

聞こえは難しそうですが
蓋を開けると大したことはありません。

なので特に上級者でなくても
全然問題ないです。

むしろ少し物理につまずいてる人こそ
微積の恩恵を強く受けることになるでしょう。

 

Q:そもそも受験物理で微積って使っていいの?

そもそも微積物理を教える学校なんて
ほとんどないでしょうから
こう思うのも無理はありません。

しかし
受験で微積を使って全然問題ありません。

というのも、みなさんが進学したいと
思っている大学の教授たち、また
皆さんの入学試験を採点する人たちは

微積物理を
当たり前のように使っている

からです。

そのため微積物理を使う場合
大学入試の採点者からは

おっ、
この人はちゃんと

“物理”をわかってるな

好印象を持たれるでしょう。

逆にそのような人たちは
「微積を使わない物理」嫌いです。

 

それでももし心配であれば、大学側に

物理で微積を使っても
問題ないですか?

と問い合わせるといいでしょう。

特に問題はないと答えてもらえるはずです。

 

最終的には個人の判断に委ねられるので
とやかくは言えませんが
僕個人としては微積を使うことは推奨派です。

ぜひこの機会に
一考してみてください。

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